PDFに埋め込まれたフォントの確認方法(Adobe Acrobat Pro編)
2016/07/14
普段入稿物を作られるデザイナーの方のなかには、フォント全てをアウトライン化するのが常識になっている事があると思います。かくいう私も広告の場合そうします。無用なトラブルを避けるためです。(アウトライン化したことによるトラブルはまた別のハナシで……)
しかしながら、MDクロスオーバーで公開するためにPDFを作成される方々には、ぜひフォントは「埋め込み」で作って頂きたく思います。
メリットとしては、(1)検索でヒットする可能性がある。(2)URLやメアドが自動でリンクになる。(3)作成するのに面倒ではない。等が考えられます。
デメリットとしては、(1)フォントの種類が多いとその分PDFの容量が増える。(2)ごくたまにフォント字形を使った効果やマスクが正しく表示されないエラーが出る。(3)保存後、正しく埋め込まれたか不安になる。
このエントリーはこのデメリット(3)に関する回答です。
※これはMDクロスオーバーでの公開ファイルの作り方です。印刷物の入稿データの保存方法ではありませんのでご注意。
▲メニューにもあります「MDX-over」についての中にあるPDFファイルの作成方法を使って作られたプリセットだとデフォルトで上図のようにデフォルトでフォントのサブセットは「100%」になっております。(画像はイラレCS4)
この設定では使用フォントを全て埋め込むようになっております。使用フォントを持っていない方がこのPDFをレイアウト通りに読む事ができるわけです。しかし、この設定をまるっきり信じてはいけません。ご使用のフォントが埋め込みに対応していなければ当然、フォントは埋め込まれないからです。
使用フォントが全て正しく埋め込まれたかを確認するには、以下の通りです。
▲Adobe AcrobatでPDFファイルを開いてみて、ファイル>プロパティを選び「文書のプロパティ」を表示します。
▲「フォント」のタグを選ぶと使用しているフォントが表示されます。ここの全てのフォントに(埋め込み)または(埋め込みサブセット)と表示されていれば埋め込みは正しく行なわれているというわけです。
もしも正しく埋め込まれなかった場合は、フォントメーカーが埋め込み許可をしていないフォントなので、あきらめてアウトライン化しましょう。
